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孫悟空
今日は自転車置き場に常駐する孫悟空?なふたり

「ちゃっと」君と「くろちゃん」のお話

その前にここの野郎どものおさらいを少々

まだ「くろちゃん」が小さい頃はここのボスは「銀次」だった

可成りのご老体ながら生涯を全うするまでここを守り老衰で天に召された

厳しい外猫環境に生きることを思うと高齢からの老衰は理想?的

いやいや命を失うことに理想なんて話せばそれぞれの考え方で賛否もあると思うが

かげたろう的には自然環境下で生きる厳しい世界を考えれば

生まれて日も浅い内に命を失ったり 頑張って生きたとしても病気や感染症

交通事故や同種異種との諍いからの怪我などから短い生涯の子が少なくない

「銀次」息を引き取る数日前にこの子をよく知る方から20歳と聞き

お前さんそろそろ休もうよと姿無くなることよりも今までの働きから解放され

ゆっくりと休んでもらいたい気持ちの方が溢れた記憶もつい数日前のように感じる

病気や怪我をすればこ奴達は自然治癒能力に託すしかない

日々接している者の身として何も出来ないからごめんねは心情的にNo goodであり

出来る限り手をさしのべるようにしているがこれは猫に接する方々への強制では無い

出来る範囲で猫助けへと一歩前へ足を踏み出して行くことに意味があると思う

かといって姿見えないのが嫌だからとか寂しくなるからとか

俗に言う人間の勝手な自己満足の為へ

そろそろ寿命という時期が訪れようとしていたり

猫自身が闘病の為に可成りの痛みや苦しみを避けられないとなれば話は別

猫達の食事や体調を管理しそれと同時に近隣住民と争いごとの無いよう

出来る限り迷惑のかからない環境をと心がけ日々通うその精神は分かるが

環境問題を考え当たり前のことをして始めてそこがスタートであり

猫達の命とお世話する人間の活動は一緒に考えてはいけなくて

私は猫のためにこれだけしているのだから!と

猫達の命を我が身の勝手で延命したりするのには大反対である

未だ未だ体力や年齢的に猶予があるならばそれはもう全力で尽くすが

「銀次」その時は既に遠い昔であった 合掌



で 前説が長くなったが 

あぁ〜〜なげぇ〜〜なぁと言う方はスルーでお願いします^^?

その後に君臨したのが「まっく」なのだが

その当時自転車置き場界隈は住宅の世代交代とでも言うか?

古くから在る昭和なアパートから近代集合住宅へと著しく変わり始め

工事期間中での人の入れ替わりと同時に塒を追われた子が少なくなかった

「くろちゃん」を後ろに従えた「まっく」が自転車置き場へ常駐するも

一年と経たない間にいつの間にか?「ちゃっと」君がこのふたりを従えていたのである

「ちゃっと」君は隣テリトリーの存在と確認はしていたがまさか!のまさか!であった

何時しか?最後尾に居たはずの「くろちゃん」が直ぐ後ろに付き

それが今ではボスの座をかけて暇さえ?あれば取っ組み合いの喧嘩三昧

一度は命に関わるのではと心配になるほどの争いぶりで

その時は流石に猫と人間での掟破りと分かっては居るものの

仕方なくその間に割って入ったこともあった

かと思えばふたり肩を並べて姿を現してみたり 互いの食事の順番を譲り合ったり

何とも分からない奴らである

人間的考えを述べれば「好い加減!お前達仲良くしてくれよな!」なんだが

猫という生きものそうも行かないのが辛いところか? 上手に長生きしてもらいたい

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このふたりも「すもも」にかかれば

お釈迦様の手のひらの上で転がされている孫悟空である

またあした
Top▲ | by kagetarophotolife | 2011-08-09 14:13 | ご近所猫
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