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今夜も夜が長いかな
自転車置き場へ出向くときの雨降りはちょと寂しげなご近所界隈

平日でも通勤通学時間帯を除き遥か彼方の音が届くほど静まり返っているのに

それに拍車をかける雨の音が余計にそれを感じさせる


猫さん達と雨のときはここでと相談したわけでもないのだが

自転車置き場に隣接するアパート通路側の軒下で待っている

雨が降ろうが槍が降ろうが自分の日課を淡々と消化するその姿は

平凡そうに見えて継続するのは中々真似の出来ないことと思うと

ふと?継続は力なりとどこぞで聞いた台詞が脳裏をよぎるがその通りである

派手さなど微塵の欠片もない地味な生き方は

少しづつ僅か乍らでもそれを繰り返し生きる自信と術を磨いてくれてる

あぁ こういう猫的有意義な生き方は地味だが好きだなぁ〜と思う


雨の日は早めに塒へ促したいが為写真写さずですのでまたまた過去の姿を

先日のお話ではないが 秋の夜長をこのところ楽しんでいるかげたろう

昔写した姿を見乍らニヤケたり当時の出来事を懐かしんだり

様々な過酷を背負わされた姿に涙したりと忙しいこと^^?

私的に仔猫の姿はエンドレスに大好きなのだけど

外猫環境下に生まれた尊い命達と出逢うとちょと手放しでは喜べず

とは言いつつここでも過去に散々仔猫を紹介し乍ら

出来ることならば出逢わない方が良いなぁ・・・・と勝手なことをいつも思う

まぁ出逢ったときはそれなりに遁走すれば何とか行き先を見つけられるのだが

もし!もし!!思う様に事が運ばなかったことを考えると閉口してしまうのだ

携わる人間達の居ない場所で出逢った時 それはもう全力を尽くすが

・・・・・・外猫問題 こと仔猫の事はこれもエンドレスだなぁ〜

とそう感じさせられた当時の写真を紹介します


今から3年前の初夏

結果的には「すもも」さんは最後の母親を頑張っていた

その当時「がっちゃん」が大怪我をした時を境にしばらくのあいだ

ここに生きる子達も動揺を隠せず一家離散では無いのだがそのような環境と化した

その後パトロールも兼ねて出向く回数も増やしたのだが

猫達に犬を嗾けた哀れな人間を見つけるにも至らず今日を迎えている



「がっちゃん」とその背後に居る「くろちゃ」を懸命に育てていた「すもも」
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あの時の子で生き残れたのは「もも」と「がっちゃん」だった
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虹の橋を渡ったふたりは性格がおとなしくそれが災したのか?
ふたりを抱いた小学生らしき子供の姿を見たとの情報を得て
界隈を隈無く探し二日後 何故か?段ボール箱に入れられたご飯と共に
哀しいかなその亡骸を発見したのもつい先日の様に感じる
救えなかった自分自身の無力さに心底落ち込んだ



そんな哀しい現実と平行してふたりの元気達は日々生きることを頑張ってる
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虹の橋を渡ったふたりの無念を背負い
残されたふたりがスクスクと育ってくれと里親様探しに遁走した
行き先が決まり ならば馴染みの獣医のところへ身体検査、、、
その前日あの事件が起きた


ここを卒業する寸前の「もも」
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「がっちゃん」も「もも」も行き先が決まり安堵していたのだけど
あのハンデを負った仔猫をお送りするのは流石に気が進まず僕のところへと招き
「もも」をひと方へお送りしもうひと方はお話をしたら快く了解を得ることが出来た
その時に「また仔猫が生まれたらお願いします」と言う言葉を聞き
頷くことがどうしても出来ず全てのことをお話しし受け入れて頂いた


仔猫 
凄く可愛くて小さくて それなのにいつも前向いててその瞳の綺麗さには撃沈である
見たい 抱きたい 撫でて上げたい、、、、
然し乍らその存在を全て受け入れられない我が無力さでは手放しで喜べないんだ
秋の夜長は色々なことを考え乍ら今夜も夜が更けるのかな


「もも」と「がっちゃん」  君たちの分迄 大きくなったよ!
虹の橋を渡ったふたり 勇気をありがとう  合掌


( EOS 1Ds markⅢ )
Top▲ | by kagetaroPhotolife | 2011-10-05 13:07 | つぶやき
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