東京も冬の本番に入り出した。
早朝、車のガラスは凍り、畑には霜が降りる様に成った。
朝方にお前たちの様子を覗いたら皆気持ち良さげに夢の中だったよ。
そんな寝顔を見ていたら言葉に詰まるよなぁ・・・・外猫に生まれたばかりにと考えてしまう。
いつの日でも凛々しく、生きる事への懸命な姿で・・・・でも寝ているときは皆・・・・子供。
頑張って!頑張って!頑張って!・・・・・・。
今日はお日様に元気が無く、昼近くでも然程気温が上がってこない。
でも、「すもも」はここでいつもの様に僅かなお日様でもありがたい様な感じで過ごしてる。
足音をきっと覚えてくれて居るのかな?お前は耳だけ後ろに向けて様子を伺うよね。
始めの頃僕は、足音を立てない様にして居た・・・・でも今は違う、もう平気だよ。
アハハ、目が合っちゃったね。
今日は少し寒いかな?お前は強いからまだまだヘッチャラかな??どうなんだい。
御機嫌に戯けている姿を見せてくれる所を見ると・・・・・お前は大丈夫そうかな?
今の調子で僕に心を開いてごらん、そして腕の中に飛び込んで来る勇気を付けて欲しいな。
それが出来たら・・・・・・・・息子に逢えるから。
捕獲機を恐れ、食べ物に釣られる事の無いお前を助けるにはこれしか無いんだよ。
今迄散々人間から怖い思いをさせられ、
信じる心を何処かへ置き忘れてしまったお前は悪くは無いよ。
お前なりに生きる術と信じて貫き通す心構えも大事なんだ・・・・
けれども、いつかは僕の心を信じてくれよな。
Top▲ |
by kagetarophotolife
| 2006-12-07 14:15
| ご近所猫