忘れない 忘れてはならない二年前のあの日
今まで見た事も経験した事も無い様々な映像が走馬灯の様に脳裏を過り
心が行ったり来たりと落ち着かない
日本列島はその瞬間 時を刻むのをやめたかの様などん底感に追いやられた
心をひとつに 絆 頑張ろう 立ち上がろう・・・・・
多くの言葉が巷に溢れ被災地に向けられ
当事者樣方も正直なお話嘸かし複雑なお気持ちに成ったのではと今振り返る
自重ムードが蔓延し人々の喜怒哀楽も最初と最後の言葉はタブーの様な気がし
正直後ろめたく ついつい控え目にしていた
何か出来る事は?力に成れる事は?と右往左往して居たのも現実である
そんなある時 とある媒体から被災地の声が届いて来た
このお話はその当時ここでもご紹介させて頂いたのだが私的に脳裏に深く深く刻まれた
「私達は他人の幸せや喜びをねたむほど落ちぶれてはいない。
皆さんどうぞ我慢せず楽しい時は笑い嬉しい時は喜んでください。
私達も一日も早く皆さんに追いつきます」
被災され我が家も流され家族も皆の顔が揃っていない厳しい現実を体験した40代の女性
日本列島で蔓延しつつある自重ムードを察し
泣き叫びたい哀しさや辛さを堪え乍らわざと強がりの様な言葉でヒトを気遣う優しさ
そのお言葉を聞き右往左往していた気持ちがピタと定まった
何処の誰だかはわからないけど
あの時の女性の顔から笑みが覗く今であってほしいと信じてる
「一日も早く追いついて下さい その間私たちは出来る事をし乍らお待ちしています」
やがて来る それぞれの交差点を迷いの中立ち止まるけど
それでも人はまた歩き出す
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by kagetaroPhotolife
| 2013-03-11 12:03
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